<業界コラム20>
ターゲットを明確に絞る②
株式会社PSトータルサポート
代表取締役社長 北野良氏
30~50代男性の人口又はパチスロ人口が多いエリア
新聞は見るが広告は見ない
今や都会では世帯の20%しか新聞を取っていない時代です
そのうちのパチンコユーザーは何%なんでしょうか?
また基本新聞広告を見る、または新聞を朝取りに行くのは主婦の方です
出勤前に朝食を食べながら新聞を読む姿ももはやドラマだけの世界になってきました
パチスロ人口の大半を占める30~50代男性の方は特にもう新聞折り込みには
全く反応しません
現に我々も何社か新聞広告をやめてもらいましたが
全く稼働に影響しませんでした
特にパチスロユーザーとなら尚更です
やはりこのユーザー層はネット!?というふうになりますが
ここの何点か問題があります
まず大手Pー○―ルド
確かに必要のものですが
ほとんどエンドユーザーは見ている数は少ないのにお気付きでしょうか?
エンドユーザーはそれよりもフリーペーパー系の雑誌などをまず多用しています
そして最近ではアプリです
いろいろなアプリが登場していますが
大きく分けると
大手サイトなどが運営しているアプリと自社アプリがあります
まずこの両方のアプリのメリット共通点は
- すべてエンドユーザーである
このアプリはすべてがパチンコパチスロをするユーザーなので
反応値が高い
- プッシュ通知が送れる
メールの開封率に比べて20%高い
面倒なメール登録などがない
迷惑メールが来る心配がない
などさまざまなメリットがあります
次にこの2つの大きな違いがあります
- 自社アプリはなかなか普及しない
- 大手サイトのアプリは普及しやすい
やはり販促に限界があるので私は自社アプリは大型店高稼働のお店には
お勧めします
もともとの顧客数が多い会員が多い店舗には自社アプリをお勧めします
所謂囲い込みがしやすいという利点ではCSUPに繋がります
ですので、こういう大型高稼働のお店は逆に言うと
大手アプリのサイトをつかうとお客流出の可能性があります
今度は大手アプリの方がいろいろなサイトで紹介されていますので
普及しやすい、新規お客が得られるというメリットはこちらの方があります
自店アプリではないので他のホールも加盟しているので
そこからの新規獲得には絶対的に有効です
このような利点から私は使い分けることをお勧めしています
不可雑なゲーム性には着いて来れなくなってきた
次にこの30~50代のユーザーが
複雑なゲーム性や新しいキャラクターが分からなくなって来ています
好んで昔から慣れ親しんでいる番長北斗などを選択する傾向があります
またゲーム性がシンプルなミリオンゴッドやジャグラーなどを
打つユーザーも増えてきました
単純性を求めるユーザーが多いエリアではある程度の需要があるので
積極的に導入して行きましょう
逆に言うと
マニアックなキャラクターや、
ややこしいゲーム性の機械は少台数で様子を見ましょうということです
何年か前に化物語が発売され北斗の前に置いたお店があったのですが
全くと言っていいほどお客様の回遊がなかったのです