<業界コラム16>

ターゲットを明確に絞る

株式会社PSトータルサポート

代表取締役社長 北野良氏

お客様のニーズとウォンツすべてに答えるのは

不可能に近いのです

ですがある程度年齢や性別などによって

指向は絞れます

まず一つ目は

今の自店のエリアのお客様の特性を知ることです

まずパチスロのユーザーは30~50代女性は皆無に近いぐらいの人口しか

居ません

一番多いのが

30~50代男性が約60%

若年層の男女18歳~20代が約20%

高齢層男女が約20%というのが全国平均です

ですがエリアによっては異なります

私の支援先で高齢者男女比率が商圏人口の40%を

占める割合があるエリアも実際にはあるのです

  • 30~50代男性の人口又はパチスロ人口が多いエリア

このエリアのよく見られる傾向は

1, 4号機を知っている世代

2,夜型のお店が多い

3,マイホームや子育てにお金が掛かるのでお小遣いが少ない

4,新聞は見るが広告は見ない

5,不可雑なゲーム性には着いて来れなくなってきた

他にも沢山ありますが

ますはこの5点に絞っていきます

1, 4号機を知ってる世代

この人口ユーザー数が多いエリアは

まず過去のビックタイトル系のリメイク版や

昔流行ったアニメキャラクターなど

ここらの機械は台数は異なりますが

積極導入しましょう

あまり目新しいタイトル系には反応しません

やはり認めたくないですが私も40代もうおじさんなのです

最近のキャラクターが良くわからないのです

ですので個々の年齢層にターゲットを絞るなら

名機系の機械は積極導入

目新しい系の機械は少台数導入と攻めていくわけです

機種選定の際の掟があります

基礎知識を身に着けた上で自分の趣味嗜好で機械購入をしないということです

自分は嫌いな食べ物でも世間様の大半が好む

良くある事例ですね

自分が好きなものを売るではなくお客様が求めているものを売るのです

2の夜型のお店が多いですが

この年代は働き盛りの年代ですので

やはり平日の昼間の集客は厳しいということは間違いありません

そこでやはり昼間の稼働が悪いのでどうにか努力をするのですが

出来るに越したことありませんが

それが出来たのは2~3年以上前の話で

最近では我々はあまりお勧めしません

そもそもエリア人口が30~50代男性をターゲットにしているのであれば

これこそ無駄な努力とまでは言いませんが

非効率的なのです

このユーザー層の特徴は夜と土日にしか打てないという特徴があります

ですから昼間の稼働を上げようとするとほかの層の顧客ターゲットに変更しなくてはなりません

そうすると昼間の顧客層も夜の30~50代の顧客層もという風に

まるで地域一番店みないな戦略になってボケてしまいます

自店が大型地域一番店高稼働なら全顧客を包囲する戦略を取っても

全然構いませんが

中~小型店で地域2~5番店なら今の時代はしっかり自店の方向性を決め

ターゲットを絞ることをお勧めします

ですのでさらに土日夜の顧客層の思考に響く戦略を打ち立てて行くという事です

細かいことはここでは書けませんが少しだけ書きますと

ようはこの年齢層が趣味趣向を的確に把握しそのお客様のほしているものは何か

考え提供し続けるのです

夜の短時間勝負ならどんな台が適切か!

土日の時間があるときは30~50代の男性は

どんな遊技台を好む嗜好なのか!?

またその人たちが好むすべての事を考える

漫画コーナーなんていうのは若年層向けですね

そういうような30^50代が好む遊技台以外での付加価値も

もちろん考えて行く必要性があります

3,マイホームや子育てにお金が掛かるのでお小遣いが少ない

これに関してはやはり未婚者と既婚者では可処分所得に大きな差があります

専門用語でいうと所謂、ニューファミリー層です

元々4号機世代若年層だったユーザーが今の30~50代の男性が大半です

この層が今でもパチスロの稼働を支えているのは間違いありません

ですかこの層は長時間高単価の機械を打てなくなって来ています

それは昔打っていた

だから本当は打ちたい→何が?基本は高単価マシンが好き

これがニーズとウォンツになるわけです

この層に有効なのが10スロ5スロのハイスペックマシンです

そして夜の短時間でもある程度勝負が出来る

土日はゆっくり打ちたい

だから10スロと5スロのコラボなのです

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