<業界コラム25>パチンコの【派手枠】は、『稼働に影響するのだろうか?』
有限会社トータル・ノウ・コネクションズ
代表取締役社長 高橋正人氏
■いわゆる【派手枠】。「おもちゃ枠」とか「プラモデル枠」と揶揄されて・・・
そもそも「派手枠」については賛否両論と言うか、どちらかと言うと【否定論】の方が多勢の様な気がしますね(汗。
『枠を派手にして、価格を釣り上げている』とか、『その分、重くなって迷惑だ』とか、様々な言い分がありますが、それらの意見(否定論)の多くは、ぶっちゃけ『ユーザーさんには無関係なのでは?』とさえ思う節があります。
無論、『頭をぶつけた』とか、『何かを挟んだ』とか言う話については、ユーザー様にはご迷惑をおかけ致しており、「お詫びする他に無い」のではありますが・・・(すみません)
その上で、『そんな派手枠にしたところで、稼働が上がる訳では無い』とか、『そもそも稼働に影響しない』とかのご意見もある様で、その辺りを、(曖昧な記憶だけを頼りに)コラムしてみたいと思います。
■そもそも、派手枠って『どの時期から始まった?』
私の記憶で、最も印象深いのが【CR牙狼金色になれ】(2014年7月リリース)のインパクトが強烈に残っている。そしてその後【Pぱちんこ新必殺仕置人】(2019年7月リリース)での「京楽産業.の本気度を見た」と言う記憶がある。
他にも『言われてみれば・・・』と言う本体枠のリリースがあったとは思うが、インパクトの強烈さとしては、この2機種が始まりとしての筆頭にあげられる事となりますかねぇ。(そして現在、「エヴァ15」が別次元に到達している)
その後、本来フロント部分の<右側>に様々なモノが着くようになりましたが、最近は『島内でも目立つように・・・』と、<上部方向>にモノが付いて来ているのも現実でしょう(大汗)
■「派手枠」が不評を買う中、トップ稼働する機種もあるんだけど・・・
現在、「パチンコの最高峰機種」と言い切って良い【P新世紀エヴァンゲリオン15~未来への咆哮】だが、この機種を取り上げると、「パチンコ新台の最高価格」であり、「派手枠の極み」と揶揄されても否定の余地はない。でも現在その稼働は、(販売台数を考慮して)最高レベルを維持しており、『その稼働貢献力は計り知れない』と言えるでしょう。
■結局のところ、「派手枠」の是否と「稼働の高低」は、リンクしていないのか?
結局のところ『その機種次第で・・・』と言う言葉に落ち着く事となりそうですが、それが一概に『そうとも言えないぞ!』・・・と言う見解を一つ、私から「定義してみたい」と思います。
過去に「派手枠」と揶揄された機種でも・・・『きっちりと稼働結果を残している機種がある!』
同じ「派手枠」機種の中でも、それが【結果的な傾向】として、【2種類に分類】する事が可能である。
その答えが・・・【枠のギミックが・・動くのか?動かないのか?】の分類です!
「派手枠」でも<稼働した過去の機種>を思い出して欲しい。
・・・そのほとんどが、『枠のギミックが動くんです!』
・・・「ギミックが動く」事で、『大当りの価値が変わるんです!』
本当に!?・・・『信じる者は救われる』のです(祈)
ちなみに・・・【儲かる】と言う字は、『信じる者と書くのです』よ(爆)