<業界コラム26>
ファン人口は減る今特色を出すには何をすればいいのか?
株式会社PSトータルサポート
代表取締役社長 北野良氏
皆さんもご存じの通り日本は高齢少子化
人口はどんどん減っていきます
若年層の参加人口も減り
高齢者も減ります
私が働き始めた20年前
20年前 現在 20年後
60代 80代 ×
40代 60代 80代
20代 40代 60代
その当時の20代が今は40といういい大人になり
その当時の40代が今は60代になり大人しくなり
現在はまだ三世代ともにパチンコを出来るのが
現在の縦軸です
ですが20年後縦軸は見ての通り×が付いている
単純な話ですが人口は確実に減るのです
某大手ホールはこれを見越して1000台クラスの時代は
最後のかき入れ時だという声もあるぐらいです
今の80代が居なくなる前に・・・という・・
逆に20年後はコンビニパチンコが主流になると私は考えています
大型スーパー全盛期の跡地にパチンコ屋がはいるなんて時代も10年前はよくありましたね
その大型スーパーがフランチャイズのコンビニ全盛期へと小型化
パチンコ店も大型大衆娯楽場から個別のコンセプト別の小型化へと進むような気がします
売り上げは今でも大型店の出店を出来ないホールは年々落ちているホールも多く
経費削減などさまざまな工夫をしてなんとか生き残っているホールも多く
その経費削減なども限界にきているところも
その上広告宣伝規制や今度はパチスロの規制やパチンコの規制など
厳しい状況が
そこでパチスロの低スロ化など年始にいろいろ話してきました
この人口低下時代ではパチスロでどんな特色を出していけばいいのでしょうか?
明るい話と言えば
6.5号機が出始めている
最悪の事態は免れたと判断しても良いでしょう
今後はパチスロに力を入れるべき
6.5号機の登場で先行きがある程度見えてきたパチスロ
ですから今一度ホール様はパチスロに注目すべきです
もちろんいろんなメーカー様にはもっともっと
いろんな努力をしてもらうべきですが
ホールとメーカーがもっともっと一緒になって
パチスロを盛り上げて行くべきです
そういうホールとメーカーがめんどくさがらずに
一緒になって取り組む仕組み作りを
行って行くべき、作るべきです
専門店のメリット
もう皆様もご存じだと思いますが
イベントは出来ませんが集客策はあります、出来ます
やはり併設店の好調なパチンコには敵いませんが
パチスロ専門店は差別化しやすいのです
店長はパチスロだけ、パチンコのことを考えなくていい
広告宣伝規制に引っ掛からない範囲で煽って行くにも
パチンコとのバランスを考えなくてよい
パチスロ特有のITを活用した情報発信や
集客策はいろいろあります(ここでは書けませんが・・・)
細かいことですがまだまだ他業種や同業とのコラボや
コンセプト型パチスロ専門店など
いろいろな工夫をすればやり方が沢山あります
パチンコに比べアニメコンテンツが多い
Aタイプ専門店、異業種コラボ専門店など
ただただそのノウハウと発想と勇気と労力が必要なだけです
もっともっとそういうホールオペレーションに特化した
パチスロ専門店が増えて来てほしい
増やして行きたい。そういう思いのある方の同志を集めたいと思っています
やれることは沢山あります
後は一歩踏み出す勇気と工夫です
個別のコンセプト別の小型化へ
コンセプト型小型パチスロ専門店は
コンセプト別だからこそ台数を少なくしないと成り立たないのです
150台以下または50台くらいというのもアリかもしれません
もともとパチンコに比べ、イニシャルコストもパチスロ専門店の方が
低く抑えられますし
コンセプト型だから少台数で限られた都心部でも出来る可能性があります
今までは考えられなかったような箱(スペース)で
出店する余地がない都心部での新たなパチスロ専門店などが
生まれてくる可能性に未来を託してみてはいかがでしょうか?