<業界コラム> 【パチンコ機】~【傾斜】のお話

有限会社トータル・ノウ・コミュニケーションズ

代表取締役社長 高橋正人氏

■「スタート入賞」は、『2つのルートからの入賞となる』訳で・・・

いわゆる【ヘソ入賞】と言われるモノだが、入賞ルートはご存じの通り<(1):通常の風車絡みの釘ルート>と、<(2):ステージからの入賞ルート>がある。スタート(S1入賞)値は、『この2つのルートの合算値』となる訳だが、ここで一つの問題が発生する。それが、ホールCPデータでは『その個別数値を確認出来ない』と言う事になる。

結果的には、「ステージからの入賞」多い場合、おのずと「釘入賞」数は少なくなる事になっており、そのバランスの表は以下の様になる。(※仮に、<S1=5.5回>とした場合)

ご覧の通り、【ステージが甘い】=【釘入賞が低い】事が分かります。そして、この弊害として・・・

(1)「スタートスランプ」が大きくなる。

(2)打ち始め「1回転目のスタート」が遅くなる。

(3)「ステージ⇒ヘソ」の入賞率は、ヘソピッチでは変化しない。

(4)「ステージに玉が乗ったら止め打ち」をされて、時間稼働が下がる。

結果的に、『甘いステージ性能は、何も良い事が無い』と言うのが、今のパチンコ機の現状であり現実です(涙)

■そこで、『ステージ性能を均一化したい』と思うのが、自然な発想。

パチンコ機の店内移動した際に、『スタート数値が変わった』と言う経験をされた人は多いと思います。それは結果的に【遊技機の設置状態の変化(誤差)が、僅かながら、スタート数値変化に影響している】結果と言えます。(※B・BA・T1Yの数値は、ほとんど変化しないんですけどね)

その【スタート値変化】の理由としては、<「ステージ→ヘソ」への入賞率が変化する>事に他ならない。時折『傾斜で玉の軌道が変わる』と言う話を耳にする事がありますが、厳密に言うならば「玉軌道の変化では無く、ステージ性能の変化」と言う事です。

さて、そのあたりの理屈を根拠にして、(同一機種においての)【遊技機の均一化】は重要になります。

その<最初にすべき事>が、(同一機種においての)「遊技機の設置傾斜の均一化」から始まります。同じ遊技機が並んでいて、『1台1台のステージ性能がバラバラにならない様、お客様に提供したい』ものです。

当然ながら、「パチンコ全台を、同じ設置傾斜にしている」事は、『これまた、おかしな話』であり、本来は『機種毎に適正と思われる(=ステージ性能の「甘い・辛い」が平均化される)設置傾斜も異なりますので、「機種スペック」や「損益分岐シミュレーションでのS値」に加え、その【S値を構成する一つ】=【ステージ性能】の、「機種毎の甘・辛変化」及び「1機種内の均一化」は、今後のパチンコ運用(=粗利構築)における『一つのキーポイントになる』と思われます。

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